
派遣会社のホームページには「無資格未経験可の求人多数!」って書いてあるけど、本当に未経験でも働けるの?大丈夫?使えない人と思われて嫌われたりしないか不安に思っていませんか?
ハッキリ言うと、未経験でもやる気と根気があれば問題なく介護派遣で働くことが出来ます。
経験者しか受けれていない施設もある中で「未経験OK」と言う条件を出している施設への派遣なので、安心して働いてください。
ただし未経験からの派遣は正社員やパートからのスタートより難しい部分もあります。
未経験だから慣れるまで教えてくれるだろう。待ってくれるだろうという考えは一度置いておいて、自分から「仕事に慣れに行く工夫」も必要です。
受け身の体制でいるのではなく「少しでも役に立ちたい」と言う気持ちで働いていくと、派遣先の職員もあなたの事を少しずつ認めてくれますよ!
ここでは未経験でも安心して働けるように、派遣社員としての働き方を詳しく書いています。
レバウェル介護(旧きらケア)は未経験の求人も豊富にあり、未経験からスタートする人へのサポートにも馴れています。
不安な事は何でもアドバイザーに質問して、安心して介護の仕事をスタートさせましょう!
未経験でも派遣社員として働ける?

未経験でのスタートは正社員やパート、派遣社員でも「私でもできるのか、続けられるのか」不安に思うかもしれません。
でも、あなたのやる気次第で問題なく派遣社員として働くことができます。
派遣会社も「未経験OK」の条件を出している求人だけを探してくれるので「未経験だから…」と萎縮する必要はありません。
ただし「未経験だからできなくて当然」「未経験だから丁寧に教えてもらって当たり前」と言う態度では働かないようにしましょう。
未経験で出来ないのなら、どうすれば出来るようになるのか自分でも考えながら業務に臨む姿勢が大切です。
正直、未経験で働くのは難しい部分もある。
やはり、派遣社員と聞くと
- ある程度仕事ができるという印象がある
- 派遣社員の受け入れに慣れていない施設もある
- 未経験の派遣社員へのかかわり方が分からない職員もいる
など受け入れる施設側の問題があります。
受入れに慣れていない職員が派遣社員に対して上手く対応できないのも、働くのが難しい原因の一つです。
なので「職員の対応が悪いから嫌われているんだ」と早々に思い込まずに、お互いに慣れるのに時間がかかるんだろうなという気持ちで仕事に取り組みましょう。
正社員でも派遣社員でも「使えない」人の特徴は?

介護の仕事は何にも分からないけど、仕事が出来なくて使えない人とは思われたくないですよね。
では「使えない職員」とはどういう人の事を言うのでしょうか。
1,言われたことが覚えられない、同じ事を何度も注意される
仕事が覚えられず、何度も確認してくる人は仕事が出来ない人と思われてしまいます。
しかも、そういう人はメモを取らない人が多いです。
身体介護など、事故につながる事については不安な間は何度確認しても良いのですが、利用者様に直接かかわらない「シーツ交換」「部屋の環境整備」「コップ洗い」などの雑用に関してはメモを取って見返せるようにして、何度も聞きなおさなくて良いようにしておきましょう。
時間が経つと聞きにくくなってしまうことがあるので、メモを取りながら分からない事があれば、その場で質問して解決しておきましょう。
メモを取る時間が無ければ昼休みや業務終了後、覚えているうちにメモに書いておくといいですよ。
2,嫌な仕事を断る人
特に
- 排泄介助
- 入浴介助
この2つを嫌がって「出来ません」「無理です」と言ってくる人。
ハッキリ言って、何をしに来ているのかわかりません。
介護の仕事と言うのは、身体介護が重要な仕事です。
「排泄介助は汚いから嫌だ」
「排泄介助は臭いから嫌だ」
「入浴介助は疲れるから嫌だ」
「人の裸を触りたくない」
という人は、訪問ヘルパーの生活援助をするか、介護以外の仕事を探すことをお勧めします。
3,出来ませんと断る人
誰でも初めから完ぺきに出来る人はいません。
出来ないながらも仕事をこなしていって、出来るようになるんです。
利用者様への介助は慣れるまで不安だと思いますが、最初の何回かは教えてくれる人に見てもらいながら介助をするので、分からないことがあればこの時に聞いておきましょう。
1人でやり始めてもオムツの付け方など不安な時は「初めて一人でオムツ交換したのですが、ちゃんと付けられていか心配なので、手の空いたときに確認してもらえますか?直した方が良い所があれば教えてください」と伝えて置けば確認してくれます。
その時に直した方が良い所があれば教えてくれるので、次回から気をつけて仕事をすれば「ああ、この人はやる気のある人なんだな」とあなたを見る目も少しずつかわり、職員との雄距離も少しづつ縮まってくるでしょう。
4,逆に出来ませんと断れない人
研修期間中は先輩職員と組んで仕事をしますが、忙しくなると先輩職員から「1人で出来る?」と仕事を任されることがあります。
その時に本当は出来ないのに出来ますと答え、事故を起こしてしまうと信用を失ってしまいますし、あなたの自信も無くなってしまうでしょう。
そうなると、介護の仕事が怖くなってしまって続けることが出来なくなることもあります。
研修期間は無理せず、出来ない事は出来ない。不安な事は不安と先輩職員に伝え一緒にやってもらえるか、後で確認してもらえるようにお願いしましょう。
5,自発的な行動が出来ない人
初日は何をしていいのか分からないので、言われたことをメモを取りながらこなしていくことになると思います。
2日目以降は何をすればいいのか分からない、指示が無いからとボーっと立っている事の無いようにしましょう。
教えてくれる職員が居ればその人に、居なければ周りにいる職員に「何かやることはありますか?」と声をかければ何かしらの指示を出してくれますよ。
何日か出勤すれば、業務の流れもわかってくると思うので、その時は「○○してもいいですか?」と自分から率先して仕事をするようにしましょう
「勝手に動いたら怒られるかも」という人がいると思いますが、一人立ちするまでは「勝手に動いたら」注意されますが誰かに指示を仰げば怒られることも無いですし、仕事に前向きでやる気のある人という評価に変わっていくはずです。
6,いつまでも不安そうにしている人
仕事の流れも分からない未経験のうちは知らず知らず不安な気持ちが表情や行動、言動に出てしまいがちです。
いつまでも不安がっていては先輩職員も「この人に仕事を任せても大丈夫かな」と心配になりますし、利用者様へも不信感を与えることになります。
認知症の方や何かしらの障害を患っている人は「他の人の表情や感情に敏感」に反応します。
私が無資格未経験で看護助手についたときに先輩職員にこう言われました。
「患者様には新人だから、資格がないから、未経験だからと言うのは通用しない。働いている人はみんなプロだと思っている。だから自信が無くても自信があるようにふるまってね」
患者様や利用者様に言われて「え、分からない、出来ない」と焦る事もあると思うけど、それは態度に出さずに分からなかったら「確認してきます」出来なかったら「私ではまだ対応出来ないので、対応できる人を呼んで来るのでお待ちください」など相手を不安にさせない対応をすることが大事です。
上記のように6つの仕事のできない人の特徴を書きました。
慣れないうちは戸惑う事が沢山あると思いますが、仕事が出来ない人と思われないように
「積極的に仕事をする姿勢」で業務に携わっていくことが大切です。
「使える人」ってどんな人?

逆に使える人ってどんな人なのでしょうか。
私が新人教育に関わった時に「お、この人はいいね!」と好感をもったことをお伝えします。
1,メモを取る
めも、メモ、memo…って何回メモって言うんだよ!
って思うかもしれませんが、やはりメモを取っている人は「ああ、話をちゃんと聞いてるな、やる気あるな」という印象を持ちます。
メモを取っておけば、後で復習できるし、何か業務を頼んだ時に先輩職員に確認しなくてもそのメモを見れば仕事ができます。
何度も、仕事のやり方を聞くとやる気があっても「覚えられないのかな?それとも覚える気も無くてやる気も無いのかな」とマイナスに見られてしまいます。
先輩職員に教えてもらいながらすぐにメモに書ける時は話を聞きながらメモをとり、まずは話を聞いて欲しいと言われたときは昼休みや勤務終了後に忘れる前にメモに書き残しておきましょう。
メモを書きながら分からない事や疑問点が出てきた時は同僚や先輩に確認しておきましょう。
メモを取ったうえで、研修期間中の質問であればマイナスイメージにはならず、逆に「ちゃんとメモを取って分からない事を聞いてくる、やる気がある職員だな」とプラスに思ってくれますよ。
なので、いつでもメモが取れるように制服のポケットにメモ帳とペンを入れておきましょう。
2,分からない事は聞いてくれる
分からない事や疑問が出てきたら早めに確認して解消しておきましょう。
メモを取っていてもいざ1人でやってみよう!となった時に、上手くいかなかったりこれで良いのかなと疑問が浮かぶことは良くあることです。
その時に分からない事をほおっておかず、その場で確認したり質問したりしましょう。
新人の時は質問するのに勇気がいるという人も居ると思いますが、新人だからこそ疑問点があれば
「前に教えていただいたのですが、まだ○○に不安がります」
「(メモを見ながら)○○さんの介助に入るのですがこのやり方であってますか」
など、自分の理解度や現状が相手にわかるように伝えることが大事です。
中には一人立ちして数週間たった頃に
「そう言えば○○のやり方がずーっと不安だったんですよね、合ってます?」
と聞かれることもあるのですが、教える側としては
「ずーっと不安だったならもっと早く聞いてよ!!よく事故おこさなかったな!!」
と驚きます。
なので、不安な事や疑問点は早めに解決しましょう。
3,挨拶をちゃんとする
挨拶は社会人としての基本です。
職員や利用者にあいさつがキチンとできる人は印象もよくなります。
初めのうちは挨拶するだけで精いっぱいだと思いますが、慣れてきたら
「今日は天気がいいですね」
「暑いですね」
「体調はどうですか」
など会話を発展させてみましょう。
4、堂々と受け答えができる。
最初のうちは介護スキルや知識に自信が持てず、おどおどしてしまうと思うのですが、利用者様の前では堂々とした態度で仕事に取り組みましょう。
自分が介護される立場だとしたら、不安そうにしている職員よりも常に明るく堂々としている人に仕事を任せたいと思いませんか?
利用者様には新人もベテランも関係なく「職員は職員でしょ」と思っているため、自信が無さそうにしていると「この人には私の介助をしてほしくない」と拒否されてしまうこともあります。
分からないことがあったら「すぐに確認してきます」
不安な業務内容なら「すいません、まだ私だけでは出来ないので○○さんを呼んできます」
など利用者が不安にならないように対応していきましょう。
ちなみに、介護歴2○年の私でも初めての利用者様への介助は不安です。
でも、その不安が利用者様に伝わらないように常に笑顔で「大丈夫ですよ!安心してくださいね!」という雰囲気や声掛けを意識するように心がけています。
内心、心臓バクバクしてますけどね(笑)
5,施設のやり方に合わせられる
派遣社員という事は、いろんな職場を回りたい人や実際に回っている人だと思います。
たまにいるのですが
「前の職場はこうだった」
「前にこう教わったからこれしかできない」
と「前の職場は・・・前に教わった時は・・・」と言ってくる人がいます。
ハッキリ言って
「前の職場は前の職場。前に教わった人は前に教わった人」
です。
職場が変わればやり方が変わるのは当たり前。
教える人が変われば教え方が違うのは当たり前です。
「前の職場(人)は・・・攻撃をしてくる人」は総じて仕事が出来ません(私調べですが)
郷に入れいては郷にしたがえという言葉があるように、各施設の考え方やり方にあわせて派遣社員として手を出していい部分と深入りしたらダメな部分が判断できる人は仕事の出来る人の特徴です。
ただし、無理な残業や無理な業務内容など契約違反と思われることがあればすぐに派遣会社に相談しましょう。
契約違反に、あなたが合わせる必要はありません。
6,報連相がしっかりできる
報告、連絡、相談がしっかりできる人は安心感があります。
利用者様の些細な変化や、皮膚の状態など気になる事があればすぐに報告出来ると理想的です。
7,常に感情が安定している

人は分からない事や不安な事、忙しくなったりするとイライラしたり、機嫌が悪くなったりしますよね。
特にプライベートと仕事は切り離して常に感情がコントロールできる人は仕事ができる人だなという印象です。
たまにプライベートがうまくいかないと利用者に対してもイライラしてしまう人がいますが、それでは業務が上手くいきません。
下手したら転倒事故など生死にかかわるミスを起こしてしまう可能性もあります。
なので、難しいかもしれませんが、プライベートはプライベート。仕事は仕事と割り切って常に安定した感情で働けるようにしましょう。
上げればきりが無いのですが、上記に書いたことが私が今まで出会った「仕事のできる人の印象」です。
未経験で働く時のコツは?
未経験でも施設側に信頼されるコツは
「やる気と気遣いを見せる事」
です。
やる気のない人、仕事を覚える気の無い人、やりたくない仕事を他人に押し付ける人、挨拶すら出来ない人は未経験者でも経験者でも信頼を得ることはできません。
もちろん、一人立ちしてから職員に仕事を押し付けられたり、無視されたり、残業を強要されるなどいじめと取れる行動や契約違反と取れる事をされたら、遠慮なく派遣会社に相談して、新しい職場を紹介してもらいましょう!
その辺は我慢すべきことではないので、自分の身を守るための行動をとりましょう。
契約期間が終われば後腐れなく違う職場に移れるのが派遣社員の強みです。
まとめ

未経験で派遣社員から介護の仕事を始めようとするとすごく緊張すると思います。
でも、誰でも最初は未経験です。
派遣社員と言えども「未経験可の求人を出している職場」に派遣されるので、変に考えすぎず「介護の仕事をしたいんだと言うやる気と前向きな姿勢」で仕事をすればあなたを認めてくれる人が出てきますよ。
それに、あなたが仕事を覚えてからも「使えない人」と言われる時は「新人いびりや派遣いびり」の可能性があるので、体調を崩す前に違う職場を紹介してもらいましょう。
人間関係や業務内容に悩まされそうな時にすぐに違う職場に移れるのが、派遣社員の魅力の一つだと思います。
レバウェル介護(旧きらケア)は未経験OKの求人数も多く、担当者も対応に慣れているのでどこの派遣会社に登録しようが迷っている人は、まずはレバウェル介護(旧きらケア)に登録する事をお勧めします。
将来的に正社員になりたい人や、介護福祉士を目指したい人へのキャリアカウンセリングも親身になって相談にのってくれますよ!