
介護派遣のネット広告やHPには無資格でも大丈夫、働きやすい職場を探しますって書いてあるけど、本当に資格が無くてもいいの?いじめられたり、無視されたりしないかなって心配になりませんか?
でも、介護派遣は普通に働くより高時給で正直魅力的・・・と思っている人も居ると思います。
私もまったくの無資格から介護の仕事にはいりました。
なので、資格が無くてもやる気があれば何にも心配はありません。
私の経験から看護助手(内科系)や小規模のデイサービス、グループホームも比較的身体介護が軽度の利用者が多いので介護職でやって行けるか心配な人でも始めやすいと思います。
いじめや無視する人は正社員でもパートでも派遣社員でも気に入らない人には同じような態度をとりますし、介護職以外の職場でも陰湿な人はいます。
なので、いじめや無視など嫌な事をする人は「ああ、この人はそういう事でしかストレス発散出来ない可哀そうな人」なんだなと割り切って気にしないのが一番です。
嫌な人がいても契約期間で次の職場に移れるので、人間関係に不安がある人には派遣社員という選択肢はおすすめです。
ただ、2025年には「認知症介護基礎研修」の取得が義務化され、まったくの無資格では働けなくなります。
レバウェル介護(旧きらケア)では専属のアドバイザーがあなたを支えてくれますし、無料で介護職員初任者研修が取れる制度もあるので「将来は初任者研修取ろうかな」と少しでも思っているなら、レバウェル介護に相談してくださいね。
介護職は無資格でも大丈夫?

介護職は基本的には無資格でも大丈夫!
私も無資格未経験で看護助手を始め、今では介護福祉士を取得しています。
無資格でも出来る仕事
- 掃除
- 洗濯
- ベッドメイキング
- 送迎業務(デイサービス)
- 事務作業
- 食事介助
- 入浴介助
- 着脱介助(衣類)
- 排泄介助(トイレやベッド上)
- 移乗介護(車いす⇔ベッド等)
無資格でも上記のように資格を持っている人と同じように働くことが出来ます。
ただし、就業先の施設の考え方によっては無資格者には「生活援助」だけを行ってもらう職場もあります。
例えば
- 介護助手
- 介護補助
という職種を設けて職種を設けて、身体介護以外の有資格者のサポートを行います。
無資格では出来ない仕事
介護の職場で無資格者が出来ないのは「訪問介護(訪問ヘルパー)」です。
訪問ヘルパーは基本的に1人で利用者の自宅へ訪問し、身体介護や生活援助を行います。
それ以外にも、利用者の様子や状況を見て判断しないといけないため、
介護職員初任者研修以上の資格が必要と介護保険法で定められています。
いずれは資格は必要?

私は必要だと思います。
もちろん、続けられるか分からないからまずは無資格で始めるのもありだと思いますが、将来的に続けていくのであれば早い段階で資格取る事をお勧めします。
なぜかと言うと
1,自分の身を守るため
介護職員初任者研修の資格を取る事によって、利用者様の尊厳を守るとはどういう事なのか、残存機能を活かして介助する事の重要性、認知症の方への接し方、排泄介助の仕方、食事介助の仕方、移乗の仕方などを学ぶことができます。
介護の知識を学ぶという事は「介護事故の予防」がある程度自分で出来るようになるので「自分の身を守る」事にもつながります。
2,「認知症介護基礎研修」の取得義務化
2025年には無資格で働いている人への認知症介護基礎研修の取得が義務化されるので、この資格のみを取得するのなら、後々就職に有利になる介護職員初任者研修の取得がおススメです。
3,時給が上がる
基本的に無資格者でも有資格者と同じ仕事内容になるので、資格をとって少しでも時給を上げるといいですよ。
無資格者と介護職員初任者研修取得者の派遣での時給は50円~100円の差があります。
日勤のみフルタイム、50円の時給差
50円×8時間=400円
1日400円×週5日=2000円
一週間2000円×4週間=8000円
一か月8000円×12か月=96000円
日勤のみフルタイム、100円の時給差
1時間100円×8時間=800円
一日800円×週5日=4000円
一週間4000円×4週間=16000円
一か月16000円×12か月=192000円
上記のように50円アップなら年間96000円、100円アップなら年間192000円も違います。
たかが50円や100円と思うかもしれませんが年間に換算するとかなりの差ですよね!!
少しでも「資格取った方がいいかな・・・」と思っている人は
- 自分の身を守るため
- 少しでも良い時給で働くため
に資格取得を目指してくださいね!
いじめや無視などされない?
私が20数年介護職をしてきて感じているのは「基本的に介護をしている人は優しい人が多い」ので、いじめや無視、ハブられる事はあまりないと思っています。
ですが、絶対に無いとは言い切れません。
なぜかと言うと
「介護職に関わらず、どんな職場でも嫌な奴はいる」
可能性があるからです。
それに、派遣社員で働くという事はやはり「即戦力じゃないの?なのに時給高いって不公平」と思う人も少なからずいます。
なので、真剣に介護の仕事がしたい!と言う態度で仕事に臨むことが大事です。
無資格で働く時の注意点
無資格で働きたい!という人への注意点は3つ
挨拶はしっかりする
挨拶は介護職だけではなく、社会人としての基本的なマナーです。
「おはようございます」
「お疲れ様です」
「お先に失礼します」
「ありがとうございます」
など、明るく笑顔で言ったり、申し訳なさそうに言ったりと、その時の状況に合わせて顔の表情や声の抑揚に気をつけて挨拶しましょう!
やる気を見せる
・メモ帳は必須!
仕事を教えてもらう時にはメモを取る事が大事です。
教えてくれる職員の話を聞きながらメモを取ったり、メモを取る余裕がない時はお昼休みや就労後にメモに書き留めておきましょう。
なるべく、一度教わった事はメモを見て出来るようにしておくのが好ましいです。
ただし、身体介護での移乗など少しでも不安なことがあれば、先輩に確認をしてからでも大丈夫です。
・手が空いたら何か出来る事がないか積極的に声をかける
手が空いて次に何をしていいのか分からないからと言ってボーっと立っている事の無いようにしましょう。
先輩職員に声を掛ければ何かしら指示を出してくれますよ。
・チームプレイを大切にする
介護の職場では入浴介助やレクなど、複数人で連携を取らないといけない仕事が多々あります。
慣れないうちは言われたことをこなすのに必死だと思いますが、少しでも慣れてきた時には先輩職員や看護師の方がどんな動きをしているのか見ておきましょう。
連携を意識して周りのスタッフに気遣いながら行動することで、介護職員としても成長出来て頼られる存在になれますよ!
無資格でも働きやすい施設ってあるの?

正直に言って絶対に無資格でも働きやすい職場があるとは断言できません。
「無資格、働きやすい施設」などで検索してみると
- 看護助手
- デイサービス
- グループホーム
- 有料老人ホーム
上記の施設は無資格でも始めやすいなど書いてありますが、誰でもこの施設が合うとは限らないからです。
私は上記の施設すべてを経験したことがありますが、性格によって向き不向きがあると感じています。
例えば
看護助手(内科病棟)
- 病気の人に介助を行うため、死と向き合わないといけなくなる。
- 余命宣告を受けた方への介助もある。
- エンゼルケア(死後の処置)の介助もすることがある
- 霊安室まで付き添うこともある。
病院と言う場所は「死と隣り合わせ」の場所なので「昨日まで笑顔で話してたあの人が亡くなった?!」なんてことが当然起きます。
なので、人の死や血などが苦手な人には向いていない可能性があります。
それに、病院は完全な介護の仕事には当てはまらないことがあり、病院によっては介護福祉士試験に必要な実務経験の証明が受けられません。
私が働いていた病棟も実務経験の証明が受けられなかったので、思い切って転職して実務経験を積みました。
逆に人の役に立ちたい、病気の人に寄り添いたい人や医療に興味のある人には向いてます。
私も、仲良くなった医師や看護師とお話するのはとても良い経験だったなと思っています。
デイサービス
- 認知症ではない人も来所するため、人間関係で苦労することがある
- 介護度が低い方が多いため、介護技術が向上しない可能性がある
- 毎日レクリエーション(午前と午後)があるため、人前で何かするのが苦手な人には辛いかもしれない。
私はレクリエーションが苦手です。
今現在、小規模デイサービスで働いていますが、レクリエーションが苦手すぎて毎日憂鬱です。
(子供の都合の急なお休みでも融通をきかせてくれるので苦手ながらもデイサービスで働います)
人前でパフォーマンスをしたり、人を楽しませることが好きな人には向いています。
グループホーム
- デイサービスとは逆で認知症の方が多い
- デイサービスと一緒で介護度は低いため、介護技術が向上しない可能性がある
- 認知症の症状(短時間で同じ事を何回も聞いてくる。同じ事を何度も繰り返す)にイラっとする人には向いていない
- 料理をしないといけない施設もある
グループホームは「体は動くけれど、認知症が進んでしまった」という利用者が多いので、繰り返し行動や短期記憶も出来ない方の対応が苦手な人は向いていない可能性があります。
逆にこの認知症症状に耐えられる人は、比較的にゆったりと業務が行えるため、利用者とゆっくり向き合いたい人や丁寧に物事を進めたい人にはおススメです。
有料老人ホーム
- 理想の生活をしたい利用者と、理想の生活をしてほしいご家族とトラブルになる可能性がある
- いろんな職員との連携を取る事が多い
- 自立している利用者も多いためクレーム対応することもある。
有料老人ホームは比較的認知症の方が少なく、1人暮らしだと家事などが大変になって来た。と言う理由で入所されている利用者も多いため、介護+接客という要素が必要になってくるケースがあります。
接客に力を入れている有料老人ホームなどは言葉遣いやマナーなどさらに気を使って介護をしていく必要があります。
ご家族の面会も頻回にある場合、ご家族からのクレーム対応もしないといけないこともあります。
なので、コミュニケーションが苦手だなと感じる人には向いていない場合も。
有料老人ホームに向いているのは、コミュニケーションが好きで、人の話を熱心に聞けて丁寧な対応が出来る人です。
だーっと説明してしまいましたが、実際に働いてみないと自分に合うかどうか分からないと思うので、そんな時には短期でいろんな職場を経験出来る派遣社員と言う働き方は理にかなっています。
楽しく、自分に合った施設で働きたいと思っている人は一度レバウェル介護(旧きらケア)に相談してくださいね!
まとめ

無資格でも介護士としては問題なく働けます。
ただ、無資格と言うことで少し肩身の狭い思いをする可能性はあるので、そこは資格取るまでの辛抱だと割り切りましょう!
介護士は比較的に優しい人が多いので、意地悪をする人とのかかわりはほどほどにして、優しく教えてくれる人に分からない事を確認しましょう。
無資格で介護の仕事が自分でも出来るのか、どんな施設が自分に合うのか分からないと不安だからこそ、短期間でいろんな職場を経験出来る派遣社員はおすすめです。
レバウェル介護(旧きらケア)ではいつでも相談無料だし、相談だけで直ぐに契約しなくても大丈夫なのも安心。
迷っている人は一度相談だけでもしてみてね!